07/15/2020 …… symptoms / signs
コロナ論文撤回、相次ぐ 緊急時に揺らいだ科学への信頼
〔『朝日新聞』デジタル:香取啓介〕
6月上旬、いずれも医学誌として国際的に評価の高い英『ランセット』、米『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』が、COVID-19に関する掲載論文を同時に撤回した。査読の不備と、社会に貢献しようと逸る功名心、先取権の競合などが、科学への信頼を失わせている。
【所感】COVID-19への対応について、日本でも、専門家会議の発言に対しさまざまな批判が投げかけられ、研究者/一般社会の溝が深まった印象がある。しかし、例えば河合香織「分水嶺―ドキュメント コロナ対策専門家会議―」(『世界』2020年10月号より連載)によれば、彼らが公共な目的に対し献身的な努力を続けていたことが確認できる。不審や分断へ到る誤解を可能な限り回避し、お互いの信頼関係を強固にするよう配慮したい。(北條)

