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ミツバチ大量死の原因・ネオニコ系農薬を制限へ 欧米では既に使用禁止

06/30/2020…… symptoms / signs

ミツバチ大量死の原因・ネオニコ系農薬を制限へ 欧米では既に使用禁止

『長周新聞』Web版
1990年代から問題化したミツバチ大量死の原因とされる、主に住友化学を中心に開発・生産されたネオニコチノイド系農薬は、国際的に使用規制が進むなか、日本では緩和され続けてきた。しかし、本年4月の改正農薬取締法で、影響評価対象に飼育用ミツバチが加えられるに至り、制限の道が開かれた。


【所感】ネオニコチノイド系農薬による環境破壊については、すでに同じ『長周新聞』が、島根県宍道湖におけるウナギ、ワカサギの激減の問題を報じている。その規制が重要な意味を持つ一方で、しかし蜂群崩壊症候群が投げかけたもうひとつ大きな問題は、農耕に利用されるミツバチの多くが、品種改良の結果、世界的に単一のDNA配列を持つものへ近づきつつある点である。これは生物多様性への大きな侵害でもあり、生物界のリジリエンスの点からも看過できない。併せて注視してゆく必要がある。(北條)

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